2024シーズン 河津桜散花予想 2月24日現在（今シーズン最終回）

2024シーズン　河津桜散花予想 2月24日現在（今シーズン最終回）


＜開花概要＞
2月20日最高気温が5月の陽気となり、この時点でほぼすべが開花し、また散り花加速しました。
その後、真冬の気温に逆戻りし冷たい雨が降り続いたため、ゆっくり散り花が進み、葉の展開もスローペースとなっています。
開花も散り方も気温変化に起因するという科学的な要素で左右されていることを改めて思い知らされたシーズンとなりました。

現時点、各地で見られる満開状態かつ葉の展開していない個体は、河津桜とは似て異なる品種となります。（実生か兄弟か？！）


・原木

ほぼ、花弁は残っていません。





・河津川沿い　並木　

１部の個体で花弁を半数以上残していますが、全体としては７割以上散っています。

美しさのピークは2月15日でした。
20日の高温により、散りのスピードが3日ほど早まった印象です。



峰小橋上流　花弁ほぼ無し



峰小橋下流　　



いで湯橋上流　　橋から3本の大木は花が5割以上残る



いで湯橋　下流　花弁が若干残る



豊泉橋より上流　比較的花弁が残っている



来宮橋上流　一部の個体で葉の展開の少ない個体が残っている



館橋下流部　　半数以上の花弁が散っている



河津駅前　河津桜でない品種が混じっている


河津川沿い並木全体の花芽の総数を100とし、2/24現在の花芽の状態を％で表示します。


開花寸前・・・0％

開花中・・・30％

散り花・・・70％


＜散花予想＞

河津川沿い並木では、2月28日までにほぼすべてが散ると思われます。


＜河津桜でない桜のすすめ＞



来宮神社鳥居横　河津桜系統の実生と推察される




豊泉橋上流方向河川沿い歩道右側のカンヒザクラまたはその系統（河津桜の親）



いで湯橋側道　花びら絨毯



※ 次回更新は2025年1月を予定しています。