2025シーズン 河津桜開花予想 1月20日現在
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昨年秋から暮れはかつてない高温が続き、初秋に刈り取られたイネの切り株が芽吹き、12月に実(米)を付けるというかつてない状況でした。
また、猛暑と水不足のためか、河津川沿いの並木ほぼすべての葉が9月中に落ちてしまうという事態に。これも初めてのことです。
一部の河津桜実生と思われる種では、夏期に作られるはずの花芽葉芽がほとんど無い個体もあり、本家本元河津桜の咲き方に何らかの影響がでるのではないかと心配でなりません。
<開花概要>
12月初旬まで半袖で過ごせる日があり、休眠覚醒が遅れました。県の研究者によると、12月10日位に花芽が動きだしたらしいとの見解です。
開花は、覚醒後の気温の積算で時期が決まりますので、寒さの底である現時点で平年並みの気温ならば、ほとんど花芽は動かない状況が続くことにまります。
実際に、数日前までは、全体的に花芽の膨らみが全くない状況でした。
・原木
毎年開花の速い看板上の枝でやっと花芽が膨らみ始めた程度です。
正面画像
看板上の枝
昨年1月17日画像 花芽は大きく膨らみ一部開花している
・河津川沿いの並木
ほとんどの個体で硬い茶色の蕾です。
ほんの一部で若干膨らんでいて、緑色の包皮が薄く見えています。
峰小橋下流
峰小橋横の枝 若干膨らんだか
いで湯橋上流
毎年早い豊泉園地足湯前
豊泉園地足湯前の枝の一部で緑色の包皮が見える
豊泉橋上流
館橋下流部
河津駅前
さくら河津川沿い並木全体の花芽の総数を100とし、1/20現在の花芽の状態を%で表示します。
ほとんど花芽が動いていない硬い茶色・・・80%(画像無し)
茶色い包皮だがやや緑っぽい・・・18%
全体が丸く膨らんで緑がかっている・・・2%
蕾の先端が見えている・・・0%
蕾が短く飛び出している・・・0%
蕾が長く飛び出している・・・0%
開花寸前・・・0%
開花中・・・0.5%
<開花予想>
現時点で硬い蕾の80%においては、もう少し変化しないと予想ができませんが、過去30年間の平均気温で推移すると2月下旬となりそうです。
現在「茶色い包皮だがやや緑っぽい」・・・18%がすべて開花するのは
今後、気温推移が平年並みとすると・・・2月15日前後
3月上旬並み以上の気温の高い状態が続いた場合・・・2月10日前
最高気温が10度以下、最低気温0℃の日が多く続いた場合・・・・・・2月20日以降
※ 次回更新は2月1日を予定しています。
※ 2月1日オープニングセレモニー後、つきたてのお餅のサービスや、河津ふるさと案内人会による、無料の町内案内ツアー(約1時間)があります。